2013年4月3日水曜日

ヌマタネズミイルカ(2010) 

ヌマタネズミイルカ(和名)

学名 ヌマタポコエナ・ヤマシタイ
   Numataphocoena yamashitai

北海道・沼田町化石館の展示用に製作した作品です。現生のイルカ・クジラに比べ、首を動かす事が出来たようです。前肢のヒレが大きいのも特徴です。



















アミノドン(2009)

アミノドン
Amynodon sp.

作品サイズ 約30cm



 北海道の沼田町化石館の展示用復元模型として製作したものです。
アミノドン科は原始的なサイの仲間なのですが、図鑑や資料などでアミノドン科の代 表として紹介されるのはアミノドンではなく、アミノドン科の中でも進化した形態を持つメタミノドン。様々な特徴から半水生の動物として表現される事が多い です。それもあって、アミノドン全体も半水生とされる事が多いようなのですが、今回の模型製作にあたり集めた資料から判断するに、アミノドンがメタミノド ンに比べ四肢が長い事、また頭骨の形状もかなり違う事、アミノドンがアミノドン科の中でも原始的とされている事から、半水生の特徴とされるずんぐりとした プロポーションでなく、アミノドン科に近いバクを参考に復元にしました。
記述によっては、沼田で見つかった標本をAmynodon watanabeiと している物もあり、それもあえてアミノドン属としての復元に拘った理由でもあります。ただし、メタミノドンとのプロポーションの差異に関しては、私の個人 的な考えでもあり、また根拠となる論文に当たれた訳でもなく、さらに沼田産の標本も下顎の一部のみである事から、この復元の方向性はあくまで可能性の一つ なのです。




2013年1月21日月曜日

篠山市産デイノニコサウルス類(2011)

篠山市産デイノニコサウルス類・想像模型

作品サイズ 全長約50cm
縮尺 約1/2



















 兵庫県篠山市で発見されたデイノニコサウルス類と考えられている
化石の報道用に使われた模型です>丹波新聞


2013年1月2日水曜日

ドレパノサウルス (2012)

ドレパノサウルス・ウングイカウダトゥス
Drepanosaurus unguicaudatus
三畳紀後期
イタリア

作品サイズ 25cm
縮尺 約1/2















ドレパノサウルスは、三畳紀後期の爬虫類の一種。トカゲのような姿ですが、トカゲを含む有鱗目ではありません。前肢の第二指(人差し指)の巨大な爪や尻尾の先のフック状の突起が特徴です。頭部に関しては、化石が残っておらず、同じドレパノサウルス類のメガランコサウルスを参考にしています。 また、肘の部分に大きな骨の突起がある事が報告されており、そのため前肢がトカゲに比べると横に幅広い形状になります。>骨格図
 ただし、今回の作品は " The taxonomy and paleobiology of the Late Triassic (Carnian-Norian: Adamanian-Apachean) drepanosaurs (Diapsida: Archosauromorpha: Drepanosauromorpha)."に掲載の、より新しい骨格図を元にしています(肩のあたりの背骨の突起に大きな骨が付け加えられています)。















三畳紀には、こういう植物はありませんが、もし今、ドレパノサウルスを飼っていたら、という雰囲気で画像を撮ってみました。

 :
 主な参考資料
 ・ " The taxonomy and paleobiology of the Late Triassic (Carnian-Norian: Adamanian-Apachean) drepanosaurs (Diapsida: Archosauromorpha: Drepanosauromorpha)."
Silvio Renesto, Justin A. Spielmann, Spencer G. Lucas, and Giorgio Tarditi Spagnoli.(2010) New Mexico Museum of Natural History and Science Bulletin. 46:1?81

・"HYLOGENY OF DREPANOSAURIDAE (REPTILIA: DIAPSIDA)"
  Phil Senter,











2012年12月8日土曜日

ケントロサウルス (2012)

ケントロサウルス アエティオピクス
Kentrosaurus aethiopicus
ジュラ紀後期
アフリカ

作品サイズ 全長54cm
縮尺 約1/10

 ステゴサウルスと並んで「剣竜の仲間」として紹介される事の多い恐竜です。 全長は大型で推定5m程度とされ、ステゴサウルスほど大きく無かったと考えられています。また、背中の板&棘の大きさや並びにもステゴサウルスとの差異があります(というか、ステゴサウルスが剣竜の中でも特異なのですが)。














 (ドイツ・チュービンゲン大学にて2012年撮影)
ケントロサウルスと言えば、長らくこのスタイルの骨格がお馴染みでしたが、2000年代に入りベルリン自然史博物館の骨格が組み直されました。
 

 (ドイツ・ベルリン自然史博物館にて2011年撮影)
 今回は、この骨格とH.Mallisonによる論文を主な参考に製作しています。 但し、H.Mallisonの復元では腰にある棘は、今回の作品では肩にあったという説で造形しています。

 :
主な参考資料
全身のプロポーションに関して
・"CAD assessment of the posture and range of motion of Kentrosaurus aethiopicus HENNIG 1915"  Mallison, H. (2010).(Swiss Journal of Geosciences online first)

・尻尾の筋肉量・太さに関して
 "Defense capabilities of Kentrosaurus aethiopicus HENNIG 1915. "
Mallison, H. (Palaeontologia Electronica)

・前肢の復元に関して
"Evidence for a sauropod-like metacarpal configuration in stegosaurian dinosaurs"
PHIL SENTER( 2010). ( Acta Palaeontologica Polonica)

"New finds of stegosaur tracks from the Upper Jurassic Lourinhã
Formation, Portugal"
OCTÁVIO MATEUS, JESPER MILÀN, MICHAEL ROMANO, and MARTIN A. WHYTE(2011)
( Acta Palaeontologica Polonica)


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2012年9月15日土曜日

グアンロン(2012)

グアンロン ウカイイ
Guanlong wucaii
ジュラ紀後期
中国

作品サイズ 40cm
縮尺 1/8

















 ティラノサウルス類の中でも原始的な恐竜と言われています。羽毛に関しては、全身にもっと羽毛があっても良いのですが、今回の作品では首から背中、それに腕部分に痕跡的に羽軸が残っている、という表現にしました。後脚の膝から下は、もう少し太めにするべきだったかも知れません。

 :
主な参考資料

"Scientists Discover Skeletons Of The Oldest Tyrannosaur"
  ScienceDaily (Feb. 9, 2006)

・「恐竜博2009 砂漠の奇跡!!」 公式ガイドブック

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2012年8月26日日曜日

ストルティオミムス(ストルシオミムス) (2009)

ストルティオミムス アルトゥス
白亜紀後期 北米

作品サイズ 全長40cm
縮尺 約1/10














































































姿が似ていることから、俗に「ダチョウ型恐竜」とも呼ばれる恐竜です。肉食恐竜が多く属する獣脚類の仲間ですが、このストルティオミムスやその仲間は雑食の可能性が示唆されています。

この作品を製作した時(2009年)には、羽毛は胴体回りだけという表現にしましたが、もっと首や腕、後脚にも羽毛のある表現でも良かったかも知れません。

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