2015年5月12日火曜日

始祖鳥(2015)

始祖鳥
(アルカエオプテリクス シエメンシイ)
Archaeopteryx siemensii

時代:ジュラ紀後期
発見地:ドイツ

作品サイズ 40cm
縮尺 約1/1

 以前から主に書籍の仕事の時に、よく「始祖鳥があったら嬉しい」と言われていたのですが、やはり重要な動物だけに復元にも影響する研究が度々出るので、ずっと造るタイミングを伺いつつ、造るに造れなかった題材です。とはいえ、流石にそろそろ一度は造っておこうと、昨年から少しずつ造ってはいたのですが、なかなか完成させる踏ん切りがつかず。
その頃に参加した昨年11月のSVP(古脊椎動物学会)では始祖鳥・ベルリン標本を所蔵する博物館のあるベルリン開催という事で、始祖鳥シンポジウム等でも関連の発表が多くありました。それらを見聞きしているうちに、「これはもう研究成果が纏まり、そして落ち着くような切りのいいタイミングは無いな」と感じ、(これは始祖鳥に限った事でも無いのですが)この作品も思い切って一旦完成させる事にしました。


主な参考資料

・ ARCHAEOPTERYX: The Icon of Evolution 
  (Peter Wellnhofer、 Frank Haase)
Mayr, G; Pohl, B; Peters, DS. (2005). "A well-preserved Archaeopteryx specimen with theropod features".
Christensen, P; Bonde, N. (2004). "Body plumage in Archaeopteryx: a review, and new evidence from the Berlin specimen"
N. Longrich (2006): Structure and function of hindlimb feathers in Archaeopteryx lithographica

Carney, R; Vinther, Jakob; Shawkey, Matthew D.; d'Alba, Liliana; Ackermann, Jörg (2012). "New evidence on the colour and nature of the isolated Archaeopteryx feather"

2015年5月4日月曜日

タラソメドン(2015)

タラソメドン ハンニングトニ
Thalassomedon hanningtoni
全長 70cm
 縮尺 約 1/17
大型の首長竜としては、日本でも組み立て骨格の展示が多いものです。なので資料も集めやすい、という事になります。近年、小型の首長竜には尻尾に尾ビレをつける復元が増えています。大型首長竜では、尾ビレについてはコレという研究や発表は無かったように思いますが、今回はちょっと控えめに尾ビレを付けて見ました。と言っても、尾ビレを推進力に使う訳ではないと思いますし、飛行機の垂直尾翼的なイメージです。


アーケオケラトプス(2013)

アーケオケラトプス オオシマイ
 Archaeoceratops oshimai

篠山層群産ティラノサウルス類・イメージ模型(2015)

篠山層群産ティラノサウルス類イメージ模型


作品サイズ 55cm



 
丹波竜化石工房・ちーたんの館展示用に、三枝春生先生(兵庫県立人と自然の博物館)監修の元、 製作した作品です。篠山層群からはティラノサウルス類は2015年5月の時点では前歯しか見つかっていませんが、その形状と篠山層群の年代、地域から中国で見つかっているシオングアンロンを主な参考にして製作。前肢の指が2本か3本かがはっきりとしないため、第3指を取り外し可能にし、今後の研究の進展に合わせ変更出来るようにしています。 

 シオングアンロン復元骨格
(2013年・台湾国立自然科学博物館特別展にて撮影)

オルニトミムス(2013)

オルニトミムス エドモントニクス
 Ornithomimus edmontonicus
作品サイズ 全長約40cm
縮尺 約 1/10