Metriorhynchus
作品サイズ 40cm
縮尺 1/10
現生のワニでは、水中で活動する時、眼球を瞬膜が覆うため眼の表面が曇ったように見え ます。この作品では、その点どうするか迷ったんですが、作品としての見栄えを優先させて、瞬膜を表現していません。呼吸のため海面に顔を出した状態と思っ て頂ければ良いかな、と。
「恐竜学最前線」に掲載された全身骨格を見て以来、一度は造ってみたいと思っていましたし、その他 の資料もネット上で比較的良く見つかる絶滅ワニとなるとコイツになりました。装甲板が無い(と思われている)ワニで良かった、、、。造形の作業量が全く 違ってきますからね。
魚や鮫の尾ビレに似た形状のシッポが、海での生活に適応した証拠という事になっています。その尾ビレとワニに似た前後に長いプロポーション、海中での生活に適応した動物には珍しいしっかりとした後肢、その一方で貧弱な前肢と、かなり変わった姿の動物です。
オマケの魚はミクロドン。やっぱり魚は難しいですね。