2017年12月3日日曜日

The tyrant in bygone days (2017)


The tyrant in bygone days 〜昔日の暴君〜
(ティラノサウルス旧復元)
作品頭高 33cm
素材 石粉粘土






2017年8月10日木曜日

Citipati (2017)

Citipati

高さ 34cm
(木製ベース部含まず)
 縮尺 約 1/7 

シチパチもしくはキチパチと日本語では表記されるオヴィラプトルの仲間です。製作に際しては、「モンゴル恐竜展」等で展示された標本(IGM 100/42)をベースにしています。








2017年7月28日金曜日

ハルキゲニア・新旧復元 (2017)



ハルキゲニア・スパルサ(新旧復元)
Hallucigenia sparsa

作品サイズ 約10cm

 上の2組の彩色完成品は売却済です。

新潟県・長岡市立科学博物館・特別展示



  
クリアレジン複製・無彩色 

 旧復元

新復元


 

2017年7月25日火曜日

ザイサンアミノドン (2014)

ザイサンアミノドン
Zaisanamynodon 

作品サイズ:55cm

監修・三枝春生(兵庫県立人と自然の博物館)
2014年の国立科学博物館の特別展「太古の哺乳類展」用に製作した作品。その後、兵庫県立人と自然の博物館所蔵になっています。




2017年7月6日木曜日

The Growth of Tyrant (2017)


The Growth of Tyrant 
ティラノサウルス・レックス
Tyrannosaurus rex
成体 65cm
   幼体(大)33cm  
  幼体(小)11cm

 
 

各個体については、成体はシカゴ・フィールド博物館の”スー”を、幼体(大)は”ジェーン”を、幼体(小)はロサンゼルス郡立自然史博物館と東京・国立科学博物館の骨格をメインの資料にしています。


"スー"骨格
兵庫県立人と自然の博物館の研究員・池田忠広さん、化石プレパレーター・和田和美さんと。

”ジェーン”骨格
 クリーブランド自然史博物館にて2008年撮影一緒に写っているのはシカゴ大学のプレパレーター、タイラー・ケイラーさん。 この骨格の頭骨と頭部復元模型を製作しています。



東京・国立科学博物館にて撮影







2017年5月2日火曜日

ジラッファティタン(2017)

ジラッファティタン・ブランカイ
 Giraffatitan brancai
作品サイズ 70cm
縮尺 約1/35

以前はブラキオサウルス・ブランカイとして知られていた恐竜です。
この作品は、サイトでの紹介や展示使用の前に買い手が付き、現在は個人所蔵になっています。



 
復元骨格




2017年4月2日日曜日

ダーウィニウス (2017)

 ダーウィニウス・マシラエ
Darwinius masillae
 作品サイズ 全長55cm
縮尺 実物大

京都大学総合博物館の霊長類展示リニューアルに合わせ製作した作品。監修は高井正成氏(京都大学霊長類研究所)です。


 
ダーウィニウスの属するアダピス類は現生のキツネザル類の祖先の系統とされますが、ダーウィニウスと現生キツネザルの外見上の大きな違いとして、下顎切歯(前歯)と後肢第2指の爪の形状が挙げられます。現生キツネザルの下顎切歯は櫛の様な形で前方に突き出していますが、ダーウィニウスにはその特徴は見られません。

 また、この模型の元となっているイーダと呼ばれる個体は、完全な大人になる前で、歯もまだ生え変わり中です。この模型でもあまり尖っていない生え変わり前の乳犬歯など、永久歯と乳歯が 入り交じっている状態を再現しています。

 後肢第2指(人差し指)の爪は、現生キツネザルではカギ爪状になっていますが、ダーウィニウスでは他の指と同じ平たい爪であったと考えられています。
その他、頭骨形状やプロポーション等、キツネザルのようでキツネザルでない部分も表現しています。
とはいえ、復元をするにあたって、やはり一番の参考は現生のキツネザルです。現生のキツネザルの事が判れば、ダーウィニウスの特殊性や復元として表現しなければならない事も判る訳です。勿論、復元については監修の高井先生からの指示の元に進めるのですが、一方で「キツネザルの魅力」も知っておきたいな、と考えました。そこで、作品製作にあたり天王寺動物園獣医の佐野さん、そしてキツネザル好きが高じてマダガスカルまで行ってしまう造形作家・アクアプラント守亜さんにも、いろいろとキツネザル話を伺いました。その動物を良く知る人、好きな人から観る「面白さ」を聞くと、資料を見る時にも役に立ちましたし、単純に面白い話が聞けて良かったな、とも。


 京都大学総合博物館での展示

キャプションにも模型製作者で名前を入れて頂きました。英語表記もあるのですが、肩書は「Paleo-Artist」です。展示物製作者としてこの肩書&英語で名前が入ったのは、これが日本で初めてのような。

 追記:
この作品に関して、2018年2月の日本古生物学会にてポスター発表を行いました。
 模型監修&今回の共同発表者の高井正成先生(京都大学・霊長類研究所)との記念撮影。


2017年3月19日日曜日

ストルティオミムス(ストルシオミムス) (2009-2017)

ストルティオミムス アルトゥス
白亜紀後期 北米

作品サイズ 全長40cm
縮尺 約1/10

 以前製作した作品に羽毛を追加、再塗装したものです。


復元骨格展示。




2017年2月7日火曜日

パレオパラドキシア(2015)

パレオパラドキシア・タバタイ 
Paleoparadoxia tabatai

埼玉県立自然の博物館展示用に製作した作品です。監修は北川博道氏(埼玉県立自然の博物館)。


 
埼玉県立自然の博物館での展示の様子。

パレオパラドキシアやデスモスチルス等の束柱類は日本を代表する古生物の一つ。国内にも多くの展示がありますが、パレオパラドキシアに関しては 埼玉県立自然の博物館が恐らく世界で一番の展示規模・内容になるかと思います。