スミロドン・ファタリス
「サーベルタイガー」や「剣歯虎」という呼び名で有名ですが、ネコ科ではあるものの、現生のトラやライオンが属するヒョウ(パンテラ)属とは別のスミロドン属の動物です。
一見すると、トラやライオンに大きな牙が生えているだけのように見えますが、頭骨の形状や体のプロポーション、シッポの長さ等、トラやライオンとの違いがあります。今回も、その微妙な違い、そして牙以外のスミロドンらしさの表現を目指しました。
Smilodon fatalis
作品サイズ 約22cm
縮尺 約1/10
作品サイズ 約22cm
縮尺 約1/10
「サーベルタイガー」や「剣歯虎」という呼び名で有名ですが、ネコ科ではあるものの、現生のトラやライオンが属するヒョウ(パンテラ)属とは別のスミロドン属の動物です。
スミロドン属の中にも複数の種類があり、 今回はファタリス種の骨格を元にしています。他には、より大型のスミロドン・ポプラトル等がいます。
一見すると、トラやライオンに大きな牙が生えているだけのように見えますが、頭骨の形状や体のプロポーション、シッポの長さ等、トラやライオンとの違いがあります。今回も、その微妙な違い、そして牙以外のスミロドンらしさの表現を目指しました。
模様に関しては、大型ネコ科のほとんどが模様を持っています。ライオンも、本来模様を持っていた先祖から進化の過程で模様を失った、と考えられているようです。その先祖の頃の模様の名残なのか、ライオンの子供の頃には薄い模様があります。今回は、ライオンほどでは無いものの,模様は少なめだったのでは、と想像し、 ライオンの子供の模様を参考にしました。
製作途中の画像>こちら
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主な参考資料
・「The Big Cats」
・「新版 絶滅哺乳類図鑑」
主な参考資料
・「The Big Cats」
・「新版 絶滅哺乳類図鑑」
(Hirokazu Tokugawa 恐竜・古生物立体造形ギャラリー)