2013年1月2日水曜日

ドレパノサウルス (2012)

ドレパノサウルス・ウングイカウダトゥス
Drepanosaurus unguicaudatus
三畳紀後期
イタリア

作品サイズ 25cm
縮尺 約1/2















ドレパノサウルスは、三畳紀後期の爬虫類の一種。トカゲのような姿ですが、トカゲを含む有鱗目ではありません。前肢の第二指(人差し指)の巨大な爪や尻尾の先のフック状の突起が特徴です。頭部に関しては、化石が残っておらず、同じドレパノサウルス類のメガランコサウルスを参考にしています。 また、肘の部分に大きな骨の突起がある事が報告されており、そのため前肢がトカゲに比べると横に幅広い形状になります。>骨格図
 ただし、今回の作品は " The taxonomy and paleobiology of the Late Triassic (Carnian-Norian: Adamanian-Apachean) drepanosaurs (Diapsida: Archosauromorpha: Drepanosauromorpha)."に掲載の、より新しい骨格図を元にしています(肩のあたりの背骨の突起に大きな骨が付け加えられています)。















三畳紀には、こういう植物はありませんが、もし今、ドレパノサウルスを飼っていたら、という雰囲気で画像を撮ってみました。

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 主な参考資料
 ・ " The taxonomy and paleobiology of the Late Triassic (Carnian-Norian: Adamanian-Apachean) drepanosaurs (Diapsida: Archosauromorpha: Drepanosauromorpha)."
Silvio Renesto, Justin A. Spielmann, Spencer G. Lucas, and Giorgio Tarditi Spagnoli.(2010) New Mexico Museum of Natural History and Science Bulletin. 46:1?81

・"HYLOGENY OF DREPANOSAURIDAE (REPTILIA: DIAPSIDA)"
  Phil Senter,