エステメノスクス
Estemmenosuchus mirabilis
作品サイズ 30cm
縮尺 1/10
哺乳類型爬虫類の1種です。ミラビリスとウラレンシスの2種の頭骨が紹介される事が多いですが、今回はより派手な頭を持 つミラビリスを製作しました(というか、本等を見てもエステメノスクス=ミラビリスなんですよね)。資料に関しては、そのほとんどが頭骨のみ。92年の 「最後の恐竜王国」のカタログに全身骨格の良い写真が紹介されていますが、頭方向からの写真のためパースがかかり、さらに化石が見つかった部分だけで組ん だ(未発見の部分は空白になっている)良心的(?)な骨格展示のため、逆に全身のバランスが分らず悩みました。
強そうな頭の飾りと立派な牙で、いかにも肉食性という感じですが、植物食だった、という説なんだそうです(参考「哺乳類型爬虫類」金子隆一 著 朝日選書)。いわれて見れば、長い牙と太い胴体の組み合わせはカバっぽくもありますね。
2011年1月1日土曜日
コティロリンクス Cotylorhynchus
コティロリンクス
Cotylorhynchus
作品サイズ 40cm
縮尺 1/10
ペルム紀最大級の植物食動物で、太い胴体に不釣合いなほど小さい頭部と、造型意欲を沸き立てるネタにも関わらず、全身骨格の資料が少なく造型出来なかった動物。 07年、オクラホマ・サムノーブル自然史博物館で全身立体組立骨格と対面。画像を撮りまくって、それを資料に製作出来ました。歩き方はコモドドラゴンを参考にしていますが、何せ大きさも重さもコモドドラゴンに比べればずっと上なので、もっと鈍重そうな歩き方にしたほうが雰囲気があったかも知れません。
地味な動物と思うのですが、やはりその頭の小ささが興味を引くのか、展示していると他の作品よりも幅広い層から感想を頂いたり、質問されたりする事の多い作品です。個人的には、かなり濃いマニアや研究者受けを狙いだったんですが。
追記: 日本語 版ウィキペディアのコティロリンクスの項では、この動物が上顎にしか歯がない、と説明されています。英語版ウィキペディアに同様の説明があるので、それの 翻訳を思われます。ですが、ネット上には下顎にも歯がある頭骨図がありますし(研究者による記事に引用されていますし、その記事がウィキペディアからリン クされています)、書籍・論文にも同様の図版があります。また、私が標本を見たときも歯はありました。下顎に歯がない、とする説明の根拠は不明です。
Cotylorhynchus
作品サイズ 40cm
縮尺 1/10
地味な動物と思うのですが、やはりその頭の小ささが興味を引くのか、展示していると他の作品よりも幅広い層から感想を頂いたり、質問されたりする事の多い作品です。個人的には、かなり濃いマニアや研究者受けを狙いだったんですが。
追記: 日本語 版ウィキペディアのコティロリンクスの項では、この動物が上顎にしか歯がない、と説明されています。英語版ウィキペディアに同様の説明があるので、それの 翻訳を思われます。ですが、ネット上には下顎にも歯がある頭骨図がありますし(研究者による記事に引用されていますし、その記事がウィキペディアからリン クされています)、書籍・論文にも同様の図版があります。また、私が標本を見たときも歯はありました。下顎に歯がない、とする説明の根拠は不明です。
オステオドントルニス Osteodontornis orri
プセフォデルマ Psephoderma alpinum
プセフォデルマ
Psephoderma alpinum
作品サイズ 25cm
縮尺 1/6
プセフォデルマは板歯類と呼ばれる爬虫類の一種。板歯類にはプラコドゥスのようにウミイグアナに似た姿のものやヘノドゥスやプセフォデルマのようにカメに似た姿をしたものがいますが、カメやイグアナよりもプレシオサウルス類(俗に言う首長竜)に近縁のグループです。
プセフォデルマはカメと同じような、いかにも甲羅の中に引っ込みそうな
手足で描かれている事が多いのですが、これはカメの骨格が四足動物の中でも非常に特殊であって、プセフォデルマを含む板歯類は、カメとは甲羅の作りも肩甲骨の位置も違う、普通の四足動物タイプなのでは、と考え(つまり、手足は引っ込まない)、今回の造形でもそのように表現しています。
作品製作記&関連記事 1,2
Psephoderma alpinum
作品サイズ 25cm
縮尺 1/6
プセフォデルマは板歯類と呼ばれる爬虫類の一種。板歯類にはプラコドゥスのようにウミイグアナに似た姿のものやヘノドゥスやプセフォデルマのようにカメに似た姿をしたものがいますが、カメやイグアナよりもプレシオサウルス類(俗に言う首長竜)に近縁のグループです。
プセフォデルマはカメと同じような、いかにも甲羅の中に引っ込みそうな
手足で描かれている事が多いのですが、これはカメの骨格が四足動物の中でも非常に特殊であって、プセフォデルマを含む板歯類は、カメとは甲羅の作りも肩甲骨の位置も違う、普通の四足動物タイプなのでは、と考え(つまり、手足は引っ込まない)、今回の造形でもそのように表現しています。
作品製作記&関連記事 1,2
(Hirokazu Tokugawa 恐竜・古生物立体造形ギャラリー)
アショロア Ashoroa laticosta
アショロア
Ashoroa laticosta
作品サイズ 25cm
縮尺 1/6
アショロアはデスモスチルス科に属し、デスモスチルスの祖先と考えられています。デスモスチルスに比べ、頭部が小さく、また胴体部も長いです。姿勢に関 しては従来のデスモスチルスよりもすこし体を高めに持ち上げた状態に、また口からはみ出すように表現される事の多い前歯部は、この作品では口を閉じた状態 では見えないようにしています。これは、他の相当長い前歯・犬歯をもつ哺乳類でも普段は唇に隠れている事を参考にしました。
資料としては、デスモスチルスの研究で著名な犬塚則久先生の著作と、北海道大学総合博物館で撮影した全身組立て骨格を参考にしましたが、静止姿勢復元でさえ難しい束柱目で、歩行時の姿の再現に挑戦したのでいろいろと上手く纏まらなかった部分もあります。
*追記 その後、アショロアに関しては新復元が発表されたので、この復元も早速旧復元という事に、、、。ま、これも古生物復元の面白さです。新復元にもいずれ挑戦したいところです(2009.12)。>関連記事
Ashoroa laticosta
作品サイズ 25cm
縮尺 1/6
アショロアはデスモスチルス科に属し、デスモスチルスの祖先と考えられています。デスモスチルスに比べ、頭部が小さく、また胴体部も長いです。姿勢に関 しては従来のデスモスチルスよりもすこし体を高めに持ち上げた状態に、また口からはみ出すように表現される事の多い前歯部は、この作品では口を閉じた状態 では見えないようにしています。これは、他の相当長い前歯・犬歯をもつ哺乳類でも普段は唇に隠れている事を参考にしました。
資料としては、デスモスチルスの研究で著名な犬塚則久先生の著作と、北海道大学総合博物館で撮影した全身組立て骨格を参考にしましたが、静止姿勢復元でさえ難しい束柱目で、歩行時の姿の再現に挑戦したのでいろいろと上手く纏まらなかった部分もあります。
*追記 その後、アショロアに関しては新復元が発表されたので、この復元も早速旧復元という事に、、、。ま、これも古生物復元の面白さです。新復元にもいずれ挑戦したいところです(2009.12)。>関連記事
メトリオリンクス Metriorhynchus
メトリオリンクス
Metriorhynchus
作品サイズ 40cm
縮尺 1/10
Metriorhynchus
作品サイズ 40cm
縮尺 1/10
現生のワニでは、水中で活動する時、眼球を瞬膜が覆うため眼の表面が曇ったように見え ます。この作品では、その点どうするか迷ったんですが、作品としての見栄えを優先させて、瞬膜を表現していません。呼吸のため海面に顔を出した状態と思っ て頂ければ良いかな、と。
「恐竜学最前線」に掲載された全身骨格を見て以来、一度は造ってみたいと思っていましたし、その他 の資料もネット上で比較的良く見つかる絶滅ワニとなるとコイツになりました。装甲板が無い(と思われている)ワニで良かった、、、。造形の作業量が全く 違ってきますからね。
魚や鮫の尾ビレに似た形状のシッポが、海での生活に適応した証拠という事になっています。その尾ビレとワニに似た前後に長いプロポーション、海中での生活に適応した動物には珍しいしっかりとした後肢、その一方で貧弱な前肢と、かなり変わった姿の動物です。
オマケの魚はミクロドン。やっぱり魚は難しいですね。
アミノドン Amynodon
アミノドン
Amynodon sp.
作品サイズ 30cm
縮尺
北海道の沼田町化石館の展示用復元模型として製作したものです。
アミノドン科は原始的なサイの仲間なのですが、図鑑や資料などでアミノドン科の代 表として紹介されるのはアミノドンではなく、アミノドン科の中でも進化した形態を持つメタミノドン。様々な特徴から半水生の動物として表現される事が多い です。それもあって、アミノドン全体も半水生とされる事が多いようなのですが、今回の模型製作にあたり集めた資料から判断するに、アミノドンがメタミノド ンに比べ四肢が長い事、また頭骨の形状もかなり違う事、アミノドンがアミノドン科の中でも原始的とされている事から、半水生の特徴とされるずんぐりとした プロポーションでなく、アミノドン科に近いバクを参考に復元にしました。
記述によっては、沼田で見つかった標本をAmynodon watanabeiと している物もあり、それもあえてアミノドン属としての復元に拘った理由でもあります。ただし、メタミノドンとのプロポーションの差異に関しては、私の個人 的な考えでもあり、また根拠となる論文に当たれた訳でもなく、さらに沼田産の標本も下顎の一部のみである事から、この復元の方向性はあくまで可能性の一つ なのです
Amynodon sp.
作品サイズ 30cm
縮尺
北海道の沼田町化石館の展示用復元模型として製作したものです。
アミノドン科は原始的なサイの仲間なのですが、図鑑や資料などでアミノドン科の代 表として紹介されるのはアミノドンではなく、アミノドン科の中でも進化した形態を持つメタミノドン。様々な特徴から半水生の動物として表現される事が多い です。それもあって、アミノドン全体も半水生とされる事が多いようなのですが、今回の模型製作にあたり集めた資料から判断するに、アミノドンがメタミノド ンに比べ四肢が長い事、また頭骨の形状もかなり違う事、アミノドンがアミノドン科の中でも原始的とされている事から、半水生の特徴とされるずんぐりとした プロポーションでなく、アミノドン科に近いバクを参考に復元にしました。
記述によっては、沼田で見つかった標本をAmynodon watanabeiと している物もあり、それもあえてアミノドン属としての復元に拘った理由でもあります。ただし、メタミノドンとのプロポーションの差異に関しては、私の個人 的な考えでもあり、また根拠となる論文に当たれた訳でもなく、さらに沼田産の標本も下顎の一部のみである事から、この復元の方向性はあくまで可能性の一つ なのです
パラケラテリウム(インドリコテリウム) Paraceratherium transouralicum
パラケラテリウム(インドリコテリウム)
Paraceratherium transouralicum
作品サイズ 40cm
縮尺 1/20
以前はバルキテリウム、インドリコテリウムとも呼ばれていましたが、現在はパラケラテリウムとされているようです。主な資料は「ユーラシアの古動物界」に掲載 されている全身骨格図・筋肉図、それに上野・国立科学博物館に展示されている全身骨格です。それに現生のサイ等の骨格・筋肉図を参考にしました。他の復元 と比べてもそれほど違いは無い表現になっているかと。最近は比較的細めのプロポーションに復元される事が多いのですが、それでも四肢はもうちょっと太くて も良かったかな、と思っています。
パラケラテリウムと言えば史上最大の陸棲哺乳類という肩書きで有名なのですが、かなり大型のマンモスが見つかっており、体重なら負けてしまっている可能性も大きいようです。
Paraceratherium transouralicum
作品サイズ 40cm
縮尺 1/20
以前はバルキテリウム、インドリコテリウムとも呼ばれていましたが、現在はパラケラテリウムとされているようです。主な資料は「ユーラシアの古動物界」に掲載 されている全身骨格図・筋肉図、それに上野・国立科学博物館に展示されている全身骨格です。それに現生のサイ等の骨格・筋肉図を参考にしました。他の復元 と比べてもそれほど違いは無い表現になっているかと。最近は比較的細めのプロポーションに復元される事が多いのですが、それでも四肢はもうちょっと太くて も良かったかな、と思っています。
パラケラテリウムと言えば史上最大の陸棲哺乳類という肩書きで有名なのですが、かなり大型のマンモスが見つかっており、体重なら負けてしまっている可能性も大きいようです。
(Hirokazu Tokugawa 恐竜・古生物立体造形ギャラリー)
デイノテリウム Deinotherium giganteum
デイノテリウム
Deinotherium giganteum
作品サイズ 肩高 20cm
縮尺 1/20
下顎から伸びた1対の牙が特徴的な絶滅ゾウ。絶滅ゾウは前々から造りたいと思っていたのですが、上野の国立科学博物館に展示されてるデイノテリウムの骨格のスタイルが良く、カッコイイので製作する事に。この牙の役目については、手持ちの資料・文献が少ない事もありますが、納得出来るような説明・学説を見つける事が出来ませんでした。
古生物復元の難しさの例えに「もしゾウが今生きていなかったら、あの頭骨から正確に復元するのは至難のワザだろう」という話が引き合いに出ます。では、現生のゾウを参考にすれば絶滅種の復元は簡単なのか、というとそうでもない。このデイノテリウムも頭骨の形が現生のゾウと随分違います。ですから、現生のゾウに特徴的な下顎の牙を付ければOKという訳には行きません。鼻の長さは頭を下げて鼻先が地面につく程度にしています。デイノテリウムは首も比較的長く、また頭骨も現生の象やマンモス等を含むゾウ亜目と違い前後に長めの 形状なので、鼻の長さは現生の象にくらべ若干短めでも地面に届くかと考えました。鼻先の形状や耳の大きさは全くの想像です。頭骨の筋肉付着部とか観察すれば分かるのかもしれませんが、流石にそこまでの観察眼・知識は無いもんで。
Deinotherium giganteum
作品サイズ 肩高 20cm
縮尺 1/20
下顎から伸びた1対の牙が特徴的な絶滅ゾウ。絶滅ゾウは前々から造りたいと思っていたのですが、上野の国立科学博物館に展示されてるデイノテリウムの骨格のスタイルが良く、カッコイイので製作する事に。この牙の役目については、手持ちの資料・文献が少ない事もありますが、納得出来るような説明・学説を見つける事が出来ませんでした。
古生物復元の難しさの例えに「もしゾウが今生きていなかったら、あの頭骨から正確に復元するのは至難のワザだろう」という話が引き合いに出ます。では、現生のゾウを参考にすれば絶滅種の復元は簡単なのか、というとそうでもない。このデイノテリウムも頭骨の形が現生のゾウと随分違います。ですから、現生のゾウに特徴的な下顎の牙を付ければOKという訳には行きません。鼻の長さは頭を下げて鼻先が地面につく程度にしています。デイノテリウムは首も比較的長く、また頭骨も現生の象やマンモス等を含むゾウ亜目と違い前後に長めの 形状なので、鼻の長さは現生の象にくらべ若干短めでも地面に届くかと考えました。鼻先の形状や耳の大きさは全くの想像です。頭骨の筋肉付着部とか観察すれば分かるのかもしれませんが、流石にそこまでの観察眼・知識は無いもんで。
ウタツサウルス Utatsusaurus hataii
ウタツサウルス
Utatsusaurus hataii
作品サイズ 35cm
縮尺 1/10
ウタツサウルス(ウタツ魚竜)は、現在見つかっている魚竜の中でも非常に原始的な特徴を持っている種で、魚竜の進化に関する記事や論文では必ずと言っても良いほど言及される、日本を代表する古脊椎動物の一つ。このウタツサウルスのように、日本でも世界的に重要な古生物の標本が結構いろいろ発見・研究されています。
体表はウロコ状なのを強調して、原始的な雰囲気を出したかったのですが、魚竜としては原始的といっても、水中生活への適応という点ではすでに完成しているデザインにも思えるので、ここまでのウロコの表現は余計だったかもしれません。あと、首もちょっと長過ぎかな。
今回のオマケはサウリクチス(Saurichthys)魚はやっぱり難しいです。ちゃんと系統とか反映した表現が出来れば良いのですが、なかなか大変で、、、。
主な参考文献
・ウタツサウルス
「翼竜の謎」 金子隆一 他
「恐竜解剖」 クリストファー・マクガワン
「ジュラ紀の海の支配者-魚竜」藻谷亮介
(「地球を支配した恐竜と巨大生物たち」別冊日経サイエンス)
「Ichthyopterygia :Handbook of Paleoherpetology Part8」
Christopher Mcgowan & Ryosuke Motani
「SEA DRAGONS」Richard Ellis
・サウリクチス
「古脊椎動物図鑑」鹿間時夫
「THE RISE OF FISHES」 JOHN A.LOMG
「DISCOVERING FOSSIL FISHES」 JOHN G.MAISEY
Utatsusaurus hataii
作品サイズ 35cm
縮尺 1/10
ウタツサウルス(ウタツ魚竜)は、現在見つかっている魚竜の中でも非常に原始的な特徴を持っている種で、魚竜の進化に関する記事や論文では必ずと言っても良いほど言及される、日本を代表する古脊椎動物の一つ。このウタツサウルスのように、日本でも世界的に重要な古生物の標本が結構いろいろ発見・研究されています。
体表はウロコ状なのを強調して、原始的な雰囲気を出したかったのですが、魚竜としては原始的といっても、水中生活への適応という点ではすでに完成しているデザインにも思えるので、ここまでのウロコの表現は余計だったかもしれません。あと、首もちょっと長過ぎかな。
今回のオマケはサウリクチス(Saurichthys)魚はやっぱり難しいです。ちゃんと系統とか反映した表現が出来れば良いのですが、なかなか大変で、、、。
主な参考文献
・ウタツサウルス
「翼竜の謎」 金子隆一 他
「恐竜解剖」 クリストファー・マクガワン
「ジュラ紀の海の支配者-魚竜」藻谷亮介
(「地球を支配した恐竜と巨大生物たち」別冊日経サイエンス)
「Ichthyopterygia :Handbook of Paleoherpetology Part8」
Christopher Mcgowan & Ryosuke Motani
「SEA DRAGONS」Richard Ellis
・サウリクチス
「古脊椎動物図鑑」鹿間時夫
「THE RISE OF FISHES」 JOHN A.LOMG
「DISCOVERING FOSSIL FISHES」 JOHN G.MAISEY
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