Psephoderma alpinum
作品サイズ 25cm
縮尺 1/6
プセフォデルマは板歯類と呼ばれる爬虫類の一種。板歯類にはプラコドゥスのようにウミイグアナに似た姿のものやヘノドゥスやプセフォデルマのようにカメに似た姿をしたものがいますが、カメやイグアナよりもプレシオサウルス類(俗に言う首長竜)に近縁のグループです。
プセフォデルマはカメと同じような、いかにも甲羅の中に引っ込みそうな
手足で描かれている事が多いのですが、これはカメの骨格が四足動物の中でも非常に特殊であって、プセフォデルマを含む板歯類は、カメとは甲羅の作りも肩甲骨の位置も違う、普通の四足動物タイプなのでは、と考え(つまり、手足は引っ込まない)、今回の造形でもそのように表現しています。
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(Hirokazu Tokugawa 恐竜・古生物立体造形ギャラリー)